今日で父方の祖母が亡くなって49日が経ちます。
昨日、家族のみで法要を行いました。
律儀で几帳面で、ちょっと心配性で、とても優しかったおばあちゃん。
いつも私たち孫のことを心配し、気にかけてくれていました。
そして無条件に愛し、とっても可愛がってくれました。
遊びに行った時は、いつも満面の笑みで迎えてくれ、帰る時は必ず玄関先に出て、私たちが去るまで手を振って見送ってくれていました。
(晩年、体が弱くなってからは出来なくなっていましたが…)
洋裁や編み物が得意で、私が幼い頃はよく洋服やセーターなどを作ってもらいました。
数年前からは一時期離れていた編み物をまた再開し、なぜか子供用のベストをいくつも編んでいました。
とても上手にできていたので祖母に許可をもらい、出産した友人達によくプレゼントしていました。
友人達が喜んでくれたことを伝えると祖母も嬉しそうでした。
そして、いつか私も自分の子供ができたら、おばあちゃんに赤ちゃんのセーターを編んでもらいたいと思っていました。
しかし、私が昨年11月に息子を産んだときには、祖母の体は随分弱っており、編み物をすることはもう難しいようでした。
残念だけどこればかりは仕方ないと思っていましたが…
祖母が亡くなった後、両親が祖母の家の整理をしていると、以前編んでいた子供用のベストが出てきたそうです。
ちょうど次の冬に息子が着れるくらいのサイズ。
おばあちゃんからの最後の粋なプレゼントのような気がして、とても嬉しかったです。。
おばあちゃん、本当にたくさんの愛情をありがとう。
もらった愛情を次の世代に繋げていきますね…