2016年4月26日火曜日

おばあちゃん

今日で父方の祖母が亡くなって49日が経ちます。

昨日、家族のみで法要を行いました。


律儀で几帳面で、ちょっと心配性で、とても優しかったおばあちゃん。

いつも私たち孫のことを心配し、気にかけてくれていました。

そして無条件に愛し、とっても可愛がってくれました。


遊びに行った時は、いつも満面の笑みで迎えてくれ、帰る時は必ず玄関先に出て、私たちが去るまで手を振って見送ってくれていました。
(晩年、体が弱くなってからは出来なくなっていましたが…)


洋裁や編み物が得意で、私が幼い頃はよく洋服やセーターなどを作ってもらいました。

数年前からは一時期離れていた編み物をまた再開し、なぜか子供用のベストをいくつも編んでいました。

とても上手にできていたので祖母に許可をもらい、出産した友人達によくプレゼントしていました。

友人達が喜んでくれたことを伝えると祖母も嬉しそうでした。

そして、いつか私も自分の子供ができたら、おばあちゃんに赤ちゃんのセーターを編んでもらいたいと思っていました。

しかし、私が昨年11月に息子を産んだときには、祖母の体は随分弱っており、編み物をすることはもう難しいようでした。


残念だけどこればかりは仕方ないと思っていましたが…


祖母が亡くなった後、両親が祖母の家の整理をしていると、以前編んでいた子供用のベストが出てきたそうです。





ちょうど次の冬に息子が着れるくらいのサイズ。


おばあちゃんからの最後の粋なプレゼントのような気がして、とても嬉しかったです。。





おばあちゃん、本当にたくさんの愛情をありがとう。





もらった愛情を次の世代に繋げていきますね…